THE UNITS 教習法

英語が話せるようになるまでの道のりはそう簡単ではありません。また、一生懸命学習しても結果が得られなければ意味がありません。以下の学習法は、少なくとも英語を一度はしっかりと学習してやるぞ!という強い意志を持ち、それを習慣に繋げていける潜在力を持った方にだけオススメできる学習方法です。

1.英語は留学前から始まる

英語留学とは、英語をマスターする為ではなく、別途に英語を学習しなくてもいい水準まで引き上げるため、集中的に英語だけに時間と努力を惜しみなく投資する過程です。また、その水準を満たすまでの期間を最大限短くする為には、以下をみっちり日本でやってくると、より効果を発揮します。

 

今あなたの成功の決め手は“先行学習” だけ! 先行学習をまともにしないで留学に行くのは失敗する確率を50%高めるのと同じ。

 

A. 先行学習その1ーボキャブラリーマスター

日本語意味えば単語で、単語えば日本語で、えるように機械的暗記します。ただここで重要は、レベルの単語のみでOK。たくさんの単語曖昧えるよりもなくてもえるのが、コツ。ピアノ、テレビなどの来語のように基本単語は頭の中でこれが英語なのか日本語なのかさえ分からないくらいにその差をなくすのが決定的なポイント。音声も確認しながらできると良いでしょう。

B. 先行学習その2   パタ例文マスタ

英語のパタンは、基本会話に必要な英語のフレムを整理することによって、簡単な基礎単語のみでも英語を話せるようにしてくれるバイブルみたいな存在です。学研修まればどうしても英語で言わなければならないのに、それを特別訓練なしに可能にしてくれるのが、パタンなのです。基本パターンはどの教材でもあまり内容は変わらないので、本屋で気に入ったパタンの本を一冊めて読し、英語部分声にして読んでみましょう。少なくとも 2回以上は、読んでください。もし買う本に迷ったら初歩の方は、シンプルで使える以下の本がオススメです。

  

パターンで話せる英会話「1秒」

レッスン (成美文庫 し- 7-1)

イメージ→発話の回路を作ろう!

つぶやく英会話パターンレッスンBasic

C. 基礎文法マスター

中学レベルの基礎文法を一通り見直しましょう。何となくこれ習ったな、程度で構いません。本当に文法は苦手と言う方にオススメの本があります。「ハートで感じる英文法」です。イラストがたくさんあって分かりやすいです。SVOなどに抵抗がある超ビギナーの方は、「世界一簡単な英語の本」がオススメです。

ハートで感じる英文法 世界一簡単な英語の本

 

この3種類が語学留学に行く前に、必ずやっておくべき学習内容なのに、いくら伝えても強調しても、なかなか準備してくる人はいません。 ただ、私がこの内容を一番最初に強調した理由は、「先行学習」が留学の成功に及ぼす影響力が本当に大きいからです。留学経験者に聞くと、必ずといって良いほど、強調する内容なはずです。是非軽く考えず、必ずやってきてくださいね。

 

先行学習は選択ではなく必須です!忘れないでくださいね!Never ever!

 

2.語学留学では、どれぐらいの英語力が身につくか

最近は、フィリピン留学後にオーストラリアやカナダへワーキングホリデーに行くケースが多く見られます。もしあなたもそのように考えているのであれば、英語を学習として勉強するのではなく、習慣として英語に接しながら自然に英語を伸ばせるレベルまでフィリピン留学で、到達してから、ワーキングホリデーに行くことをオススメします。

具体的にどのようなレベルかというと、

A. 話す時に、日本語で考えてから英文を作るのではなく、考える前に英語が口から出てくるレベル。英語脳を作らなくてはいけない点が重要。

B. テレビは分からなくとも、少なくともどんな外国人と英語で話すときも95%以上、相手の言葉を理解し、答えることができるレベル。英語の基本的なリスニング力と、英語の構造が体に定着しており、自然に聞いて意味が把握できる必要がある。

C. 英語で思い出せない単語を話したい時に、辞書を使うのではなく、知ってる単語を使って自然にその単語を他の言葉で説明し、相手に理解させることができ、対話を続けることができる。

 

上記の状態をどれだけ早く作れるかが、語学留学の核心であり、これを最短で可能にするカリキュラムが、まともなカリキュラムです。また、この水準に達した学生は、これ以上の語学研修は必要ありません。

研修が必要ないのであって、アメリカやイギリスなどに行くのを反対するわけではありません。

逆に、最近オーストラリアやカナダにワーホリに行くのが流行していますが、ワーホリで、あなたが期待しているように、大きな成果を得たいのであれば、必ず上記の状態を作ってからワーホリを始めなければなりません。

 

当校の留学生の中にもTHE UNITSの後に、ワーホリに行く予定の学生がたくさんいます。中には、留学を本当に成功させて、上記の状態を作ってから、ワーホリを始め、ケンタッキーで仕事をし、英語が上手な外国人のガールフレンドとつきあいながら、本人の英語力を増幅させていった半面、この状態を作る前に行ってしまった学生は、英語を使う必要のない農場などで、アルバイトだけ一生懸命して、帰国するケースが多いです。

無条件、【フィリピン3ヶ月+オーストラリアへワーホリ】というような計画は、とても無謀な考えです。

3.フィリピン留学の限界と克服方法

フィリピンが上記の状態を作るのに、最も適している研修形態を持っていますが(特にマンツーマン授業)、このような長点が、全てを解決してくれると思ってはいけません。フィリピンは、アメリカやイギリスに負けない欠点もあるからです。なので、研修地、学校、カリキュラム、寮の形態などよく見て決めてください。

A. 語学研修地の選択

場所は、バギオが最も適しています。エアコンの風に当たりながら長時間勉強すること自体に無理があります。個人的には、バギオもしくはタガイタイのこの2箇所を除いては、エアコンなしで勉強できるところはないかと思います。また学校は必ず誘惑の多い遊べる場所からは離れたところにある必要があります。都心の学校は勉強に集中できませんし、フィリピンの市内は排気ガスによる空気汚染がひどいので、都心からは離れた自然の多い環境がオススメです。もちろん学習面のみを考えた上でのアドバイスです。

B. 学校の選択

学校の選択は、本当に容易ではないと思います。この部分が、語学留学における勝敗を決定付ける確立が高いのは言うまでもありません。私個人の意見としては、大きい学校は、体系化されている長点がある一方、良い先生にあたれば良いのですが、新人の先生にあたる確立も高い上、他の学生があまりにも多いという短所があります。小さな学校の場合は、体系だってはいない反面、先生たちの質の管理に気を使い、言葉通り、少数精鋭という長所があります。

 一番良いのは、体系化されている少数精鋭の学校を探すことです

学校を探すとき、重要なことは、設立されてからどの位経ったのか(小さな学校は、1年以内になくなってしまうことがあります)、学校の規模がどの位か、法的な手続きは全て完了しているか(TESDAやSSPなど)、卒業生の評価、できれば、直接話して情報を得ると良いでしょう。

施設面では、できれば、全員が1人部屋という学校が最高です。1~3人部屋の中での1人部屋と、全員が1人部屋という学校の雰囲気は完全に違います。英語は大きな声を出して一生懸命読む自分だけの場所の確保は、必須です。もし1人部屋が無理でも1人で学習できる環境を確保する必要があるでしょう。

学校を選ぶ上で、最も重要なことは、カリキュラムです。運営スタッフのカリキュラムに対する絶対の確信があるかどうか。また、チューターたちがそのカリキュラムをどれだけ完璧に消化しているかも重要な点です。

4.何を学習するかではなく、どのように準備するかが重要

英語を学習する前に、自分の環境を見直すことが必要です。いくら素晴らしい教材で素晴らしい先生と学習しても周りの環境自体が、英語のみを使う環境でないなら、その効果は確実に落ちます。

授業の時だけ、英語を使って、それ以外の時間には、いつものように母国語を使いながら、余暇を楽しんだら、集中度の面で、とても非効率で、もったいないです。

また、イングリッシュゾーンを通じて、英語だけ使いながら英語に触れる時間を増やすという試みも、どちらかというと、英語を使う量より、母国語を使わないことによって生じるメリットの部分がとても大きいです。

留学中は、英語だけを使いながら生活する「英語に浸りきる環境」は、留学の基本中の基本です。

これは、西洋圏でも同じです。フィリピンで語学留学をする理由は、西洋圏に行ったときに、すぐにでも英語だけを使いながら暮らすことができる準備を整える為です。

基本的な会話ができない状態で、西洋圏に行った場合、失敗するしかない理由は、まさにこの「西洋圏で暮らす準備が整っていない」からなのです。基本的な英会話が可能な場合は、英語だけを使う仕事を求めることもできるので、ネイティブスピーカーや、英語を堪能に話せる外国人と仲間や友達になれるし、その中で実力と自信をつけることができます。その反面、準備不足な学生は、こんな機会さえ持つことができないのです。

5.英語留学時、必ず守れば成功する原則と効果的な学習方法

CRAZY ENGLISHの著者の言葉を引用すれば、’自分のことを天才と思わないならば、学習した英文をまともに使うために、少なくとも1000回以上、繰り返して読むことが必要だ’と言います。それぐらい英語は理解して覚えて使うのではなく、何度も何度も繰り返しながら、自然に習得するのが定石です。

ただ、このような繰り返しをいかに効率よく賢く行うのかによって、特にスピーキングができるようになる速度が増すのも明らかです。もし家がお金持ちで外国に何年も住むような余裕があるような方はこれ以上読む必要はありませんが、1年以内にまともに英語を話せるレベルにならなといけない方であれば、英語を習得する方法について真剣に悩む必要があります。

A. 見ても読んでも聞いても話さなければ意味がない!(IELSS英語学習方法)

私たちは、読解なら読解、リスニングならリスニング、スピーキングはスピーキングと別々に学習できると思いがちです。しかし、英語のパートは、お互いに大きな関連性があって、別々に学習する必要はないのです。TOEICが英語力向上に役立つテストではないという方も多いですが、これはTOEICの学習方法に問題があるからです。もし、TOEICをただ問題だけ解くような方法でしか勉強しないのではなく、聞いた内容を実際に言ってみる演習をしながら学習したら、その結果は、完全に変わってくるでしょう。何を見たか、読んだか、聞いたかを、自分が知っている単語の中で再表現する演習過程が何よりも重要なのです。

Step 1 文章を3回まで聞く。

Step 2 聞き取った内容を要約し、本人の語彙で再表現する。

Step 3 再度聞き、先生と一緒に聞こえなかった部分をチェックする

Step 4 文章を読んで新しい語彙やパターンを先生と一緒に学習する。

Step 5 シャドーイング学習法(リスニングファイルを再生し、僅かな差で後について真似る訓練)を利用して学習する。

B. 話せるようにしてくれるムービーモーション学習法

学生たちの多くが映画を使っての英語学習を試みますが、大きい成果を得たという話はあまり聞きません。私も英語を利用して英語学習をしてみましたが、何シーンも見る前に辞めてしまうことが多かったです。今思えば、英語の基礎を固めなければならないレベルで、難しい英語のセリフを聞いて、そのセリフを利用して勉強しようとしたこと自体が無理があります。映画のセリフは語学留学をする学生が手をつけるに値するものではないと思います。

ここでのMovie Motion Classは、映画で勉強したいけれど、セリフは難しいので、映画に出てくる動作を説明する演習方法となります。この学習方法が英語を好きになるきっかけになるように、より体系的に勉強できるように準備しました。

 

* Movie Motion Class 学習方法

 

1.映画を選ぶ際に気をつける点

有名な映画の中から選びます。登場人物がお互いに対話をたくさん交わす静かな映画ではなく、様々な行動が出てくる映画を選択します。ただ、現実離れしたアクション映画や表現しにくい動作が出てくるアニメーションは避けましょう。参考に当校では、Miss Congenialityという映画を使っています。

 

2. 最初に映画を見る時

初めて先生と一緒に映画を見る時は、先生が主導権を持ち、人物の大きい動作で画面を止めて、学生が知っているすべての語彙を使ってその場面を描写してみます。そして先生が、学生が作った文章を校正する方式で学習を進めます。例えば主人公が机に座ってコンピューターをしているとか、道を歩いている途中、ちょっと立ち止まり、クツの紐を結びなおすなどの人物の主な動作を描写する演習をし、映画の全般的な雰囲気を把握します。この時気を付ける点は、絶対にセリフに気を使わないことです。

 

3. 2回目に見る時

先生と学生が同時に主導権を持ち、出来る限り何度も画面を止め、その場面を最大限、長い文章で詳細に表現する演習をします。まったく同じクツの紐を結びなおす場面を描いても、どんな人物がどんな道でどんな風に止まって、どんなクツのどんな紐をどんな風に結び直すのかを表現して見ることが、2番目に映画を見る時の学習ポイントです。 また、場面に出る英語で、分からない物などは必ず先生に質問して確認をしながら授業を進めます。

 

4. 3回目に映画を見る時

今度は映画を中継するように先生の前で場面を描写します。 あまりセリフの内容と関係なく状況を描写する方式です。例えばどんなお嬢さん一人が部屋のドアを開けて、入って行った時、時計は 4時を示していたし、その女性は入って行くやいなや、台所の冷蔵庫を確認した後、シンク台で包丁を取り出し、シンク台に下ろして、まな板を探している。 その時、男の子一人が急に現われて冷蔵庫から牛乳を取り出して飲む。こんな感じで映画を先生と一緒に見ながら、早い速度で場面をリアルタイムに描写する演習をします。

 

ムービーモーション英語学習法は、単純に描写する文章を知っていくことでその効果を得ることでは、決してありません。もちろんこの描写のために、文法の重要部分を使い、それによって得る英語力も無視はできませんが、本当に重要な効果は次の二つにあります。

 

ひとつめどんな場面でもそのままにせず、英語の文章を作ってみる自動的な習慣が生ずるという点です。特に、母国語で考えずに、ぎこちなくても、英語で場面を描写する習慣を持つことになり、同じような状況や場面を見た時、母国語ではなく、英語で先にイメージし、英語式で思考することができる基盤を持つようになるという長所があります。

 

ふたつめ復習が楽になり、映画を見るたびに、実力をレベルアップできるという点です。普通、ひとつの映画を上記の方法で終えようとすれば、3ヶ月位は充分にかかります。しかし、重要な点は、3ヶ月の間、勉強した文章の量が、大量にもかかわらず、このすべての勉強内容を復習するのに、わずか映画を見る 2時間位で十分なことです。映画をまた見ながら、場面場面ごとに勉強した内容が、走馬燈のように浮び上がることでしょう。また特別な復習をしなくても、映画で描写した内容が、日常生活でもしばしば見る光景たちなので、自動的に復習になるケースが大部分です。

また、さらに付け加えると、後で復習をしながら映画を見る時は、この映画を通して勉強した時とは、違う英語力で復習をするので、自分の描写した文章らを反省して、さらにレベルアップさせながら復習する作業が、自然に起きます。


当校で学習を終え、オーストラリアのワーホリも無事に終えた後、現在は大企業に通っている、ある学生が、留学生活を終えて、韓国に帰国する前に私に言った言葉があります。「ムービークラスとワークシートさえ真剣にやれば、もう英語学習はいらない」 それ位に、ムービーモーションクラスは当校のカリキュラムの核心科目となっています。

C. 学習量が増えれば留学の成功率は減る?(ワークシート学習法)

私たちの問題は、英語を一言話すために、先に母国語で考え、頭の中で英語で文章を作った後に、作った文章を読んで口で言おうとすることです。このような習慣は、今まで理解する方式で、英語を学んできた私たちには、当たり前の結果と言えます。この習慣を直すのはたやすいことではありません。しかし、世界で私たちだけが抱えている問題だからこそ、その治療法も私たち以外には、適用しにくい方法です。それがまさにここで紹介するワークシートリーディングシステムです。

 

ワークシートリーディングの目的は、おびただしい量の繰り返しを効率的に行い、英文を言うとき、日本語脳を使うことなく、英語がすぐ出てくる最小限の英語脳を別途作ることです。新しい脳を作る作業だけに、その過程は決して易しくはないですが、正確に繰り返し行うことによって、ある一定の量を超えたときにその成果が実ります。また、ここで言う繰り返しというのは、科学や数学などを理解して何回か繰り返してその意味を思い出し、問題を解くような生半可な繰り返しの水準ではありません。まったく同じことを何度も読むので、最初はうんざりします。そのうんざり感を過ぎ、もっともっと読み込むと、すっぱい感が上ってきて吐くような感じ、その水準を堪えて、もっと読み込むときに生ずる喜悦。まさにそれが、私がここで紹介するワークシートリーディングが要求する繰り返しの水準です。なので、韓国人や日本人のような集中力と強い意思がなければ、この方法は適用できないでしょう。

 

方法はそう難しくはありません。

 

当校の場合、毎日25のパターン文章合計500の基本文章は、ワークシートの基本文章として決まっています。ワークシートリーディングは、500文章になるまでは、毎日25文章ずつ、それが終了した後は、先生と授業しながら校正を受けた文章を1日に5つくらいずつ、追加するようになっています。

 

ワークシートは始めてから何日も経たずして、次の3種類に分けられます。

 

1.今日新たに書き留めた文章があるページ

2.始めから昨日までに書きとめた文章があるページ

3.既に口に慣れ親しんだページ(まったく同じ文章をあまりにも何回も読んだことで、その文章を読むことは、あまりにも自然で慣れた状態。この状態は、上記の大量の繰り返しの過程を経て生成されます)

 

*ワークシートリーディング方法

 

1.1日に読む時間の半分今日新たに書きとめた文章があるページに投資する。

 

2.残りの半分を昨日までに書き留めた文章があるページを読むのに消費する。

 #1,2、の過程には、出来る限り大きい声で正確な発音で、出来る限り早く読む演習をする。また、特別に文章の構造や意味などにとらわれずに、正確に読むことにフォーカスを当て、繰り返し読む。

 

3.読むのに慣れたページは、朝起きて1回、夜寝る前に1回、精読しながら感じてみる。この時は、少なくともこれだけ言えば間違わずに言えるというコンセプトを持って繰り返し行う。

 

4.研修の終了段階(最後の月)になれば、これ以上、新しい文章を追加せずに、言い慣れない文章を急いで慣れるように繰り返しリーディングをする。

 

5.最終的に、全ての文章が口に慣れたとき、これからは、1日にできるだけ、可能な限りの時間を総動員して起きてから寝るまでの時間を最初から最後までのページを続けて読み込む。

 

ワークシートリーディングは、単純に文章を丸ごと暗記して、必要な状況で使うために繰り返し行うものではありません。英文の構造は、思ったより単純で使いこなすのは、難しくありません。このような構造をしっかりと身に着ける方法の一つがワークシートリーディングです。英語の基本文章を何度も読みながら、あなたは自然に英語の文章に慣れ、その構造を説明はできなくとも、慣れた構造を使って英語を話せるようになります。この構造問題が解決されるとき、難しく感じたリスニングとリーディングも易しく近づくことのできる土台が作られます。このような水準が、小さくとも英語脳が生成された状態となります。これが、語学研修で、あなたが目指す目標でなければなりません。このような状態を作ったあなたは、英語を知っている人ではなく英語を話せる人に分類されるようになるのです。

D. 文法に対する考え方を換えよう

語学研修の目的は、実際に英語で誰かに伝えたり聞くことであって、文法理論を日本語で説明するためではありません。日本語で説明されている文法書を読破して、現在完了と言えば日本語で理解したところを、すらすら説明することができても、それを英語を実際に話せるかと言えばそう簡単ではありません。また、そんなやり方で勉強をすることは、時間がかかるので、特に短期間しか時間がない語学研修ですべきことでは絶対ありません。

What's the largest city ______ the world? 1)at 2)on 3)in 4)of という問題を文法書をマスターして解かなければならないでしょうか? これはそのまま読んで見れば理由を考える必要もなく、inを捜し当てないといけません。また、どうして inなのかを答えることは、英語を専攻して論文を書くマスターコースの人たちが必要なのです。私たちはただ、今までにちゃんとした文章を見て来た結果、この場合には inが一番文脈上しっくりきて、意味の上でも無理がないから inを答えなければならないのです。

 

can't coming という選択肢があり、ある学生がこれを答えとして選んだことがありました。これも助動詞の後には、必ず動詞の原型が来なければならないから come と書かなければならない。こういうふうに勉強するのではなく can't comingという言葉自体を見た事がないから答えから外さないといけないのです。

 

語学研修の期間には、幾多の英語の文章に、自然に接するようになり、一日中勉強するので、英文が、繰り返し繰り返し、いつもあなたの周りをくるくる回るようになります。そんな文章らを見て、また見て、規則を体で覚えるのが、王道です。

数学のように何種類か、公式を覚えて、実践英語に適用しようと思うと、英語をそんな風に接したことのないネーティブスピーカーの先生たちと、文法がどうとか、そんな問題で、意見を争うことになります。

 

あなたが、もし文法が苦手というならば、文法書を読むのではなく、目で正しい多様な文章に慣れる必要があります。特に時間がない学生には、一度、文法書の問題を解き、間違った問題のみ、正しい答えに直し、その部分をワークシートを読むように、何度も何度も繰り返し読むことをオススメします。そうすれば、ネイティブも間違えやすい文法問題を除いては、文法問題を解くのに難しいことはないかと思います。

E. 語彙学習に対する違った接近方法

学生たちが、文法の次に時間を効率的に活用できない部分が、単語を覚える時間です。もちろん基本的に中学レベルの単語を覚えないといけませんが、それ以上のレベルの単語は覚える必要は全くありません。特に語学研修期間に、単語帳を駆使して、単語を覚えることは時間のムダです。私たちは、’消しゴム’を言いたいのに、分からなければ電子辞典で eraserという単語を捜して使います。まず、このような方法で、英語を学習する以上、自由に会話ができるようには決してなりません。英語ができる人とそうではない人の違いは、単語を知っているか、どうかではなく、分からない単語を言わなければならない時、他の表現で言える人か言えない人かで決まるのです。 例えば、’消しゴム’が分からない場合に、前者の人は、’消しゴム’がいつ使われるのか、どんな形なのか、などを他の表現で説明し、相手から eraserという答えを自然に得るようになることはもちろん、その単語を描写するために、他の文章らを作る演習をするようになります。しかし、後者の人は、ただ電子辞典で消しゴムが何なのか捜して言うだけなので、捜した単語さえ覚えにくく、文章を作ってみる機会さえ持つことができないのです。また電子辞典がなくては、意思疎通すら困難です。

 

もちろん単語が目に見えるこのような物を現わすだけではありません。本の中に出てくる単語らの場合には、その接近方法は、ちょっと違います。分からない単語があまりにも多く出るリーディング教材は避け、一単元に 3個位の分からない単語の出る文章が一番適切な教材です。ここで重要なことは、分からない単語が出た時すぐ辞書を捜して単語帳に整理することほど、愚かな作業はありません。単語帳に日本語で意味を調べて書き留めるその瞬間、その単語は日本式で覚えただけで、会話には使えません。リーディングをする時は、完璧に解釈したい執着を捨て、分からない単語はそのまま読み飛ばすことができなければなりません。研修時には、ひまを見て勉強するのではなく、ほとんど一日中英語にだけエネルギーを消耗するので、分からなかった単語が、また、すぐに出てくるのが、普通です。多くの文章を見る中で、その単語の意味を推測することによって、やっとその単語を習うことができるようになります。分からない単語が出た時は ‘この単語がまた出たな、この単語は、私が分からない単語だなと確実に思った時点で、英英辞典でその単語を学習します。その単語を、英英辞典で調べ、意味を単語帳に記入します。いくら英語の意味を読んで見ても、理解出来ない時だけ英日辞典を参考にしましょう。英日辞典はほとんど使うことがないはずです。

6.最後に伝えたい言葉

英語という避けることができない難関に立っているあなたに、私のアドバイスが、少しでも役に立てばと思い、8年間、聞いて、経験して、カウンセリングをしながら、感じた英語に対することを文章にまとめました。

今まさに、英語の勉強を始めるとか、留学の準備をする方で、出来る限り短期間で、ある程度のレベルに逹しようとしたら、これからどのように勉強するかを真剣に悩む必要があります。そしてこうと決めた瞬間からは、これ以上悩まず、実践あるのみです。英語に限らず、人生において、失敗する人々の共通点は、何かを始めても最後までやり遂げることができずに、途中であきらめて、また違う方法を探してしまうことです。結果が良くなくても、一度始めた事は、どんなことがあっても最後までやり遂げる強い意志と実践なしに、英語習得という甘い果実を得ることはできないということを肝に銘じてください。いくら優れた英語学習法も、魔法ではありません。私がお伝えした英語学習法は、絶対の王道ではなく、その効果ゆえに、苦痛が伴う方法だということを確かにお伝えいたします。それでは、英語から自由になるすべての学生を夢見て、この文章を締めたいと思います。最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

BY THE UNITS院長